今後の展覧会

安野光雅の仕事

2017.3.3 FRI ~26 SUN

展覧会概要

画家・安野光雅は1926年島根県津和野町に生まれました。子どもの頃より画家になることへの憧れを抱いていた安野は、山口師範学校研究科を修了後、美術教員として上京し、小学校で図画や工作を教えながら、本の装丁や挿絵などを手がけ活躍の幅を広げました。その後、1968年『ふしぎなえ』で絵本界にデビュー。小人たちが繰り広げるだまし絵のような空間は、鑑賞者を不思議な世界へと導き、日本だけでなく海外でも人気を集めました。以後、『もりのえほん』、『みちの辺の花』、『旅の絵本』など、独創性あふれる作品を次々と生み出していきました。美術のみならず科学、数学、文学、歴史などにも造詣が深く、豊かな知識と卓越したセンスを持つ安野の作品は、国内にとどまらず世界各国で翻訳されています。
本展では、デビュー作『ふしぎなえ』をはじめ、草花を描いた水彩画『野の花と小人たち』やヨーロッパの街並みを描いた『旅の絵本』シリーズ、切り紙を用いた『昔咄きりがみ桃太郎』など、初期作品から最新作を含む約90点で、安野光雅氏が手がけるさまざまな仕事を紹介します。

ギャラリー・トーク

講師:廣石修氏(津和野町立安野光雅美術館 學藝専門員)
会場:美術館「えき」KYOTO
日程:3月3日(金)
時間=①午前11時から ②午後2時から /各回約30分
※マイクを使用し、会場内を移動しながら解説いたします。
※事前申し込みは不要。ご参加は無料ですが、美術館入館券は必要です。
※混雑した場合は入館制限をさせていただく場合がございます。
※イベント内容が変更、または中止となる場合がございます。予めご了承ください。

フライヤー画像(クリックすると拡大します)

開館時間 午前10時~午後8時(入館締切:閉館30分前)
入館料(税込)
 当日前売・割引
一般 900円 700円
高・大学生 700円 500円
小・中学生 500円 300円
前売販売期間

2017年1月30日(月)~3月2日(木)まで。
お求めは、当館チケット窓口(2月14日(火)まで)、チケットぴあ(Pコード768-036)、ローソン(Lコード54736)、セブン-イレブン、CNプレイガイド、ファミリーマート、イープラス、京都新聞文化センター、ほか各プレイガイドへどうぞ。

※割引についてくわしくは、こちらをご覧ください。
※高校生以上の学生のお客さまは学生証のご提示をお願いします。学生証がない場合は一般料金となります。

主催 美術館「えき」KYOTO、京都新聞
後援 京都府教育委員会、京都市教育委員会
企画協力 津和野町立安野光雅美術館、株式会社アートワン



初期三部作から最新作まで、選りすぐりの約90点を展覧!

見どころ1
初期三部作『ふしぎなえ』『さかさま』『ふしぎな さーかす』の原画を展示します。
これら文字がない「絵だけの絵本」は、鑑賞者が自分で発見し、想像を膨らませることができる自由な絵本として親しまれ、また、後の安野絵本を特徴づけるものとなりました。

『さかさま』1969年

見どころ2
草木に隠れる動物たちや、草花サイズの小人たちなど…不思議な生命力に満ち溢れた作品の数々。だまし絵のような『もりのえほん』、優しい色彩でスケッチした『皇后美智子さまのうた』など、現実と空想のはざまを描いた作品も盛りだくさんです。

『もりのえほん』1977年

見どころ3
まるで絵巻のような流れがある物語絵は、鑑賞者の想像力を掻き立てます。今回は数ある絵本のなかから、切り紙を使った『昔咄きりがみ桃太郎』、『ABCの本』、日本の伝統的な形と言葉を結びつけた『あいうえおの本』を紹介します。会場では文字シリーズを基に作ったというオブジェも展示します。

『昔咄きりがみ桃太郎』1973年

見どころ4
1977年に1作目の中部ヨーロッパ編が出版されて以来、安野の代表作として人気の『旅の絵本』シリーズ。今回は、イギリス、アメリカ、スペイン、中国より選りすぐりの場面を展示します。青い服を着た旅人や、作品に潜んでいる有名なキャラクターたちを、会場で探してみてください。

『旅の絵本Ⅳ アメリカ編』1983年

見どころ5
特別出品!最新の「仕事」をご紹介!
2017年運行予定の「TWILIGHT EXPRESS瑞風(みずかぜ)」の車内を彩るアート・伝統工芸作品の数々。その車内の一角に、安野が手がけた水彩画が展示されます。本展では瑞風の運行を記念して、車内に展示される作品より2点を初公開します。

©空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館

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