展覧会概要

女優、オードリー・ヘプバーン(1929-1993 ベルギー生まれ)は、バレリーナを夢見ていた女の子でした。
1948年にロンドンに渡り、バレエスクールに入学しますが、高身長のためプリマを断念。その後いくつかの舞台や映画に出演していましたが、1951年、映画『モンテカルロへ行こう』撮影時にフランスの作家シドニー=ガブリエル・コレットに見いだされ、ブロードウェイ・ミュージカル『ジジ』の主演女優に抜擢されます。そしてハリウッド映画『ローマの休日』のスクリーンテストに見事合格、王女役をつかみ取ったオードリーは気品に満ちたプリンセスを可憐に演じ、一躍スターへの道を歩み始めます。
前髪を短く切り、サイドをカールした髪型”ヘプバーンカット“は話題を呼び、映画『麗しのサブリナ』では
自らがジバンシィのパリ・コレクションより衣装を選びました。黒のトップス、細身の八分丈パンツにフラットシューズは”サブリナ・ファッション“として世界中にブームを巻き起こし、ファッションアイコンとしても多くの女性のあこがれの的となりました。『ローマの休日』『パリの恋人』『ティファニーで朝食を』『シャレード』『パリで一緒に』『マイ・フェア・レディ』『おしゃれ泥棒』など数多くの映画を大ヒットさせ、プライベートでは二人の息子の母となり、また晩年にはユニセフ(国際連合児童基金)親善大使として困難な生活を送る子どもの保護活動に貢献しました。オードリーの信念のある生き方は、今も多くの人の共感を得ています。
本展は、2023年が没後30年となることを機に、彼女が出演した映画をテーマに、著名な写真家の作品を含む
約120点の写真を展覧します。

フライヤー画像(クリックすると拡大します)

関連イベント

オードリー・ヘプバーン写真展
AUDREY in Cinema 開催記念 Special Event
「好きな映画は好きな音楽で憶えている」Talk & Audio Live
■2023年4月20日(木)
■受付18:30/Dinner19:00~/Live20:15~
■京都東急ホテル 宴会場2F「舞調の間」
■会費15,000 円(税金・サービス料込々)

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※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。

本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合がございます。
予めご了承ください。

会期

2023年4月1日(土)~5月14日(日) ※会期中無休

開館時間 午前10時~午後7時30分
入館締切 閉館30分前
入館料(税込)
一般 900円(700円)
高・大学生 700円(500円)
小・中学生 500円(300円)

※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。

前売券

【販売期間】 2023年2月17日(金)~3月31日(金)
【販売場所】美術館チケット窓口(休館日を除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ、ローソンチケット

主催

美術館「えき」KYOTO、京都新聞

企画制作

クレヴィス