展覧会概要
医療マンガ『ブラック・ジャック』の魅力に迫る展覧会
生原稿を中心に、手塚治虫の情熱と執念を大解剖!
医療マンガ、手塚治虫の『ブラック・ジャック』は50年前の1973年に登場しました。手塚治虫が切り拓いた“MANGA”、“ANIME”の世界はいま、世界中の人々にリスペクトされる大きな文化となっています。『ブラック・ジャック』は現在第一線で活躍する医療従事者の多くに影響を与えたといわれている作品で、そこに込められたテーマやメッセージは、いまの人の心にも深い感銘を与えるものです。
顔に傷のある黒ずくめの天才外科医ブラック・ジャックと彼が生んだ“18歳で0歳”の女の子ピノコ。個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる物語は世界を舞台に、人間や生きものの命とそれを救う医療、人としての生きざまや、そもそも「医者は何のためにあるのだ」という根本的な問いにまで至る、数多くのテーマから紡ぎ出されています。
本展は、マンガ『ブラック・ジャック』をとおして、誕生秘話から作品そのものがもつ手塚治虫の深いヒューマニズムや、コロナ禍を経験した私たちがいま見ても斬新に感じる医療の描写など、『ブラック・ジャック』を深くまで知る人、初めて知る世代、そして世界のファンへ向けて、名作『ブラック・ジャック』の魅力を存分にお楽しみいただける展覧会です。
※巡回会場と展示数が異なります。
Exhibition Overview
Celebrating the Allure of Tezuka Osamu’s “Black Jack”
Exploring the passion and dedication of Tezuka Osamu through his original artworks
The medical manga “Black Jack” by Tezuka Osamu made its debut in 1973, 50 years ago. Tezuka Osamu revolutionized the world of “MANGA” and “ANIME,” creating a cultural phenomenon that is respected worldwide. “Black Jack” is considered a masterpiece that continues to influence medical professionals and readers alike with its themes and messages that resonate deeply even today.
The story centers around the enigmatic surgeon Black Jack, who has a scarred face, and his 18-year-old assistant, the vivacious Pinoko. Through their compelling adventures, the narrative explores the essence of what it means to be a doctor, weaving numerous themes around the question, “What does it mean to be a healer?”
This exhibition delves into the rich story and profound humanism of Tezuka Osamu’s “Black Jack,” a series that resonates with both long-time fans and new readers. It offers a unique opportunity to experience the enduring appeal of this legendary manga that has captivated audiences worldwide.
手塚治虫 PROFILE
本名・手塚治。1928年、大阪府豊中区生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。
大阪大学附属医学専門部卒業。医学博士。1946年に17歳で四コママンガ『マアチャンの日記帳』でデビュー。翌年、単行本『新寳島』が大ヒットとなり、以来、日本のストーリーマンガの確立に尽くす。代表作に『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『ブラック・ジャック』『火の鳥』『三つ目がとおる』等がある。1989年死去。
©Tezuka Productions
Tezuka Osamu PROFILE
Artist: Osamu Tezuka. Born in Toyonaka, Osaka Prefecture in 1928, and raised in Takarazuka, Hyogo Prefecture. Graduated from Osaka University’s School of Medicine. Tezuka made his debut at the age of 17 in 1946 with the manga “Maachan’s Diary.” The following year, he gained popularity with his standalone work “New Treasure Island.” Since then, he has been a cornerstone of Japanese storytelling. His notable works include “Astro Boy,” “Princess Knight,” “Black Jack,” “Phoenix,” and “Buddha.” Tezuka passed away in 1989.
期間限定販売 《ペア前売券》
2名さまでご来館の方、1名さまで2回ご来館の方におすすめな2枚セット券です!
一般 2枚:1,700円(税込)
販売期間:2024年7月13日(土)10:00より8月12日(月・振替休日)まで
販売場所:ローソンチケット(Lコード54465)
スペシャルトークイベント
※定員に達したため、販売終了いたしました。
会場=美術館「えき」KYOTO
開催日=2024年9月21日(土)
開催時間=20:15~21:15(終了予定)(受付20:00)
ゲスト=手塚 るみ子氏(プランニング・プロデューサー)
吉村 和真氏(京都精華大学マンガ学部教授)
伊藤 遊氏(京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)
定員=60名(参加は18歳以上の方に限ります。お子さまの同伴不可)
<トークイベントご参加の方へ>
20:00以降、百貨店出入口はご利用いただけません。
20:00以降にご来館の際は、京都駅ビル 大階段7階出入口をご利用ください。
「手塚治虫 ブラック・ジャック展」相互割引
実施期間:2024年9月1日(日)~10月6日(日)
※入館券1枚につき1名さま1回限り。
※休館日、開館時間は各館のホームページなどをご確認ください。
※他の割引との併用はできません。
①宝塚市立手塚治虫記念館
美術館「えき」KYOTO「手塚治虫 ブラック・ジャック展」の入館券ご提示で、手塚治虫記念館の入館料を100円引き。
・宝塚市立手塚治虫記念館ホームページ
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/
②京都国際マンガミュージアム
美術館「えき」KYOTO「手塚治虫 ブラック・ジャック展」の入館券ご提示で、マンガミュージアムに次回来館の際使える優待券付きポストカードをプレゼント。
・京都国際マンガミュージアムホームページ
https://kyotomm.jp/
③美術館「えき」KYOTO
宝塚市立手塚治虫記念館、京都国際マンガミュージアム各館の入館券をチケット窓口にご提示で「手塚治虫 ブラック・ジャック展」の当日入館料を100円引き。
手塚プロ×京都芸大 DESIGN LAB 『ブラック・ジャック DESIGN & ARTWORKS 展』
2024年9月22日(日)から10月6日(日)まで、京都駅ビルにおいて、「手塚プロ × 京都芸大 DESIGN LAB」による『ブラック・ジャック DESIGN & ARTWORKS 展』が開催されます。手塚プロダクションと連携協定を結ぶ、京都市立芸術大学ビジュアル・デザイン専攻と総合デザイン専攻の学生たちが、『ブラック・ジャック』をテーマに様々な作品創作に挑みます。『手塚治虫 ブラック・ジャック展』と併せてお楽しみください。
会期:2024年9月22日(日)~10月6日(日)10:00~19:30
メイン会場:京都駅ビル2階 南北自由通路北側スペース
サテライト会場:京都駅ビル7階 東広場、美術館「えき」KYOTO通路
お問い合わせ:京都駅ビル開発株式会社 tel:075-361-5127
詳細はこちら
京都市内のマンガ・アニメ関連イベント
「手塚治虫 ブラック・ジャック展」と併せて「京都国際マンガ・アニメフェア2024」でマンガ・アニメカルチャーを楽しもう!
「京都国際マンガ・アニメフェア2024」
9月21日(土)、22日(日・祝)
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